会社概要

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ご挨拶

GlyTech, Inc. の研究室の写真。糖鎖の大量製造*が可能とした化学合成による糖鎖修飾医薬品(糖鎖で修飾されたペプチド、タンパク質、低分子など)の自社開発の経験を活かして、医薬品開発各ステージでの最適なサービスをご提供いたします。*N-グリカンにおいて​

私たちができること

  • 構造が均一で安定した品質の製品をご提供いたします。
  • 目的に合わせたデザインが可能です。​
  • 基礎研究から臨床試験まで、ご希望に合わせた量のご提供が可能です。​

バイオ医薬品とオリゴヌクレオチド治療薬は、高度に特異的な治療を必要とする多くの慢性および急性疾患の治療薬として現代医学に不可欠になっています。そのような医薬品の開発と改善を支援することにより、個々の患者の生活を改善し、社会全体に利益をもたらすことを目指しています。

当社のソリューション

ステージに合わせたソリューションを提案します。​

研究ステージ《候補品開発支援/非臨床試験支援》
独自技術によるシード探索、糖鎖ライブラリを用いたシード最適化によるリード化合物開発サービスを提供いたします。
糖鎖を取り入れた候補品は高い独自性が期待できます。​
開発ステージ《臨床支援試験》
糖ペプチド製剤開発によって得られた知見を最大限に活かした医薬品開発サービスを提供いたします。
上市
  • 原薬原料販売​
  • 品質管理(医薬品として)​

会社概要

プロフィール

会社名 株式会社 糖鎖工学研究所(GlyTech, Inc.)
設立日 2012年4月2日
場所 本社
〒600-8813
京都府京都市下京区中堂寺南町134番地
京都リサーチパーク1号館2階
TEL:075-315-9218
FAX:075-315-9225
仙台ラボ
〒980-0845
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
東北大学レジリエント社会構築イノベーションセンター501
TEL&FAX:022-752-2211
事業内容 糖鎖関連技術を用いた創薬支援事業
資本金 170百万円(2025年10月現在)
代表取締役社長 朝井 洋明

沿革

2002年 大塚化学(株)において横浜市立大学梶原康宏教授(現・大阪大学)との共同研究開始
2006年 科学技術振興機構(JST)の助成を受けヒト型アスパラギン結合糖鎖の大量製造技術開発に着手
2009年 大塚化学(株)にて糖鎖工学研究所設立
2011年 Bachem Holding AG(Swiss)と糖タンパク質の製造技術開発を目的に共同研究を開始
2012年 梶原康宏教授との共同研究としてアメリカ化学協会誌に世界初となるヒト型インターフェロンβの
化学合成に関する論文を発表
2012年 大塚化学(株)の子会社として(株)糖鎖工学研究所(GlyTech, Inc.)を設立
2013年 大塚化学(株)より独立
2014年 総額約6億円の資本調達
2015年 (株)日本触媒と糖鎖修飾ソマトスタチンアナログ(G-SRIF)の共同開発実施を合意
2015年 総額約8億円の第三者割当増資を実施
2017年 理化学研究所内に田中克典主任研究員とともにバトンゾーン研究推進プログラムとして
糖鎖ターゲティング研究チームを発足
2017年 健康成人を対象とした糖鎖修飾ソマトスタチンアナログGT-02037の早期探索的臨床試験を実施
2018年 総額約10億円の第三者割当増資を実施
2019年 永信薬品工業(株)(台湾)とG-SRIFに関する共同臨床開発実施を合意
2020年 GT-02037注射剤の第1相臨床試験を日本で開始
2020年 総額約5億円の第三者割当増資を実施
2021年 経産省主導、官民によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup2021」に選定
2021年 糖鎖や分子の構造を活用したバイオ合成プロセスの確立などを目指し、横河電機(株)と資本・業務提携
2022年 公益財団法人京都産業21における、令和4年度「産学公の森」推進事業にて、
「新規医薬品モダリティとしての中分子医薬の課題解決に向けた技術開発及び実用化研究」が採択
2022年 新たな技術革新を事業に活かし、糖鎖科学の発展に寄与し糖鎖創薬の可能性拡大のため
KHネオケム(株)と資本・業務提携
2024年 OBI Pharma, Inc.(台湾)と、日本での糖鎖生産の促進を目的としたマーケティング契約および材料供給契約を締結
2024年 GT-02037の先端巨大症患者を対象とした臨床POC試験(第Ⅱ相臨床試験)の目標症例を達成(現在解析中)