糖鎖とは
当社の糖鎖技術
糖鎖工学研究所は、ヒト型糖鎖の大量生産および糖ペプチドと糖タンパク質を化学合成するための技術を世界に先駆け開発しました。
糖タンパク質医薬品は、今日、動物細胞を使用して製造されています（細胞の発現系を使用した生産）。これはコストがかかるだけでなく、制御が難しい複雑な生命現象も伴います。
非ヒト型または望ましくない構造の糖鎖が含まれている場合、副作用のリスクの増加や有効性の低下などの問題を引き起こす可能性があります。
糖鎖工学研究所は、構造が均一な糖鎖を製造し、化学的手法でターゲットペプチドまたはタンパク質に結合させることができます。
この一連の技術を用いることで糖鎖構造を精密に制御し、有効性・安全性の高い高純度の医薬品を安定して製造することができます。細胞を用いて製造することが困難であった目的物質も、製造が実現できる可能性があります。
- グリコシル化（糖鎖修飾）の利点
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- 生物活性の上昇
- 半減期の延長
- 受容体選択性の最適化
- 溶解性の改善
- 分解安定性の増加
- 化学的アプローチの利点
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- 品質が一定な製品の安定的な製造
- 低分子薬からタンパク質まで広い汎用性
- シンプルな精製
構造が制御かつデザインされた糖鎖、糖ペプチド、糖タンパク質を大量生産する当社の技術は、新薬の開発、ライフサイエンス分野の基礎研究に対して新しい可能性を提案します。
私たちはこの技術により、特に新薬候補の探索研究（新薬シーズのスクリーニング）を通して、新しいバイオ医薬品の開発を継続的に推進しています。