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糖鎖修飾によって最適化されたインターフェロンβ(IFN-β)

当社で開発した糖鎖修飾によって最適化されたIFN-β (GT-15019)は多発性硬化症(MS)の治療薬候補です。

GT-15019は、当社の持つ選択的な糖鎖修飾を用いて開発した化合物で、天然型IFN-βと比較してN-結合型糖鎖の数を増やすことによってその特性を改善しました。

GT-15019は、天然型IFN-βよりも長い血中半減期と優れた薬理活性を示しています。また、細胞発現ではなく化学的に合成されたため糖鎖を含めた構造が均一であり、開発段階での精製、QC、特性評価が容易になります。

GT-15019の特長

  • 天然型IFN-βよりも半減期が長く、優れた薬理活性を示します
  • 優れた抗腫瘍効果をマウスモデル(アニマルPOC)で確認しています
  • 完全に均一な糖鎖修飾によってQCを容易にします

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