従来の細胞発現による糖鎖修飾には、構造の不均一性、精製の複雑さ、特性評価の難しさ、生物由来の混入物の除去といった多くの課題がありました。
これらの課題を解決すべく当社はペプチドあるいはタンパク質に対して、糖鎖の位置、構造、数を任意に導入し、精密に設計・制御することができる独自の技術を確立しています。
当社の持つ選択的な化学的糖鎖修飾技術は、新薬候補品の開発に向けて新たなアプローチになるとともに、既存の医薬品の機能向上にも有用なアプローチとなります。
糖鎖はヒトを含む様々な生物種に存在する天然の生体分子であり、ペプチドやたんぱく質の構造、機能、安定性などに関わっています。
私たちは糖鎖修飾に関する独自の技術によって、新しいタイプのバイオ治療薬の創出に貢献します。
当社は独自の選択的な化学糖鎖修飾技術を確立しており、糖鎖の汎用性の高い機能を最大限活かすことが可能です。
ペプチド骨格に対して糖鎖修飾部位を自由に導入することが出来るため、多くの糖鎖修飾部位をスクリーニングし、安定性と活性のバランスの取れた最適なポイントを見つけることが出来ます。
糖鎖構造の違いにより、標的ペプチドに与える安定性、生体内分布、活性などの特性は変化します。当社はこれまで培ってきた知識と経験、最新の研究結果に基づいてお客様にとって最適な糖鎖構造をご提案いたします。
糖鎖は他の人工ポリマーに比べて分子量は小さいですが、結合する糖鎖の数を増やすことで、親和性や活性を大幅に低下させることなく標的分子の半減期を延ばすことができます。
当社はお客様の目的や条件に応じて、最も適した糖鎖修飾部位、数、構造をご提案し、化学的に合成します。 最適な構造を見出すまで設計と合成を繰り返します。
当社は医薬品開発の研究から開発・生産ステージまでのさまざまなスケール・用途向けに安定供給が可能であり、スムーズな開発を支援します。
堅牢なIPを持つ有望なリード化合物を高い成功確率で創出し、その権利はすべて委託元に帰属します。
具体的な開発例はパイプラインをご覧ください。
Last updated: October 9th, 2024
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